雑記

「働く」とは何か?どういうことか?

「働く」とは何か?どういうことか?

みなさん、こんにちわ。

「働く」とは何か?どういうことか?

こんなことを真剣に考えたことはありますか?

私は就職活動中にこのことについて、朝から晩まで悩んだことがあります。

そのとき導き出した答えは凄く単純なものでした。

あなたとって「働く」とはどういうことですか?

勤労の義務

27条 1.すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ

日本国憲法の27条に「勤労の義務」というものが規定されています。

文字通り、日本人は働くことが義務付けられているのです。

ですので、”答え”を求めているなら「働く=義務」です。

 

しかし、この考え方はどうなのでしょうか。

働くことが義務なら今現在、ニートの方たちは憲法違反で捕まってしまうのでしょうか?

そんなことありませんよね?

寧ろ、働けなくて困っているからニートになっているわけで。

それで捕まっていては日本という国が成り立たなくなります。

では、この「勤労の義務」とは何なのでしょう?

一説によると、法的拘束力が無い「努力」するための義務。ということになっているそうです。

要はスローガン的なものですね。「頑張るぞー」というやつです。

 

じゃあ、こんな憲法書いていても意味ないんじゃない?

という話なのですが、憲法はそう簡単には変えることができないのは皆さんもご存じですよね。

あれだけ毎日国会で話し合っても、一向に話が進みません。

この憲法が作られたのは、日本が戦争に負けた後です。

ボロボロになった日本を復興させるため「努力」していこう!

そういう意味を込めてこの規定が入ったのではないかと言われています。

もう十分そのお役目を果たしたと思うので、取っ払ってもいいと思うのですが、その話は進まず、今現在に至っているという訳ですね。

 

それでも、ただただ意味を求めているなら「働く=義務」で間違いないと思います。

日本国憲法にこれだけ堂々と書いてあるわけですから、間違いではないでしょう。

社会の歯車「どれだけ貢献できるか」

では、「意味」以外にどういう考え方があるか。

ひとつは「社会に対してどれだけ貢献できるか」という考え方があると思います。

「働く」ということは社会に準じることです。

社会の歯車のひとつになり、円滑に回していく必要があります。

その歯車の大きさは個人により違いがありますが、大なり小なり、あなた自身が回ることで貢献していきます。

ときには、壊れて回らなくなるかもしれない、必要以上に回すと他に影響も出ます。

そんな中で回し続ける必要があるのです。

人間関係や今までに経験したことがないような苦労を経て、それでも回し続けることができれば、その影響力は徐々に大きくなっていきます。

地域社会への貢献から始まり、やがては日本全体への貢献に繋がっていくでしょう。

「働く」とはそれほど、可能性を秘めたことであり重要な「役割」です。

 

「働くこと=社会に貢献すること」、これは非常に大事な考え方だと思います。

ぜひ、あなたも社会の歯車のひとつになったと思って働いてみてください。

生きること

こういう考え方の人もいるでしょう。

働くとは「生きること」だということ。

  • 生活を維持するための手段
  • 税金を払うため
  • 飯のため
  • お金が欲しいため

こういう意見の全てが「生きていく」ことに繋がると思います。

私も極論を言えば、これだなと思っています。

日本の発展に協力したい気持ちもありますが、まずは生活がかかっていますからね。

大半の人がこの答えになるでしょう。

 

でも、良いと思います。こういう素直な考え方で。

だって、考えてみてください。

今日のご飯を食うことすら困っている人が「働いて日本の未来を良くするのだ・・・」といっても、いやとりあえず飯食おうよ!

ってなりますからね。

まずは、目の前のことから自分にできる範囲で「働く」ことが大切だと思います。

 

就職活動での答え

さて、この記事にたどり着いた方というのは就職活動真っ只中の人が多いのではないかと思います。

「働く」とは?

さあ、今までの文章を読んできたあなたは何と答えますか?

いやー悩みますねー。

何と答えるのが正解なのか・・・。

義務?貢献?生きるため?

どれも、良さそうで・・・どれも違うような・・・。

さあ、目の前の面接官があなたの答えを待っています!

どう答えますかッ!

 

私の答え

ちなみに、私がどう答えたのかお教えしましょう。

私も就活中に「あなたにとって働くとはどういうことでしょう?」と、そのままの質問をされたことがあります。

これに対して私は、今まで話してきた「全て」を答えました

つまり、「義務、貢献、生きるための3つがある」と、答えたのです。

ね、単純でしょ。

後は、ちょろっと補足説明した感じですね。

「義務とは憲法で~・・・、貢献とは社会の一部となり~・・・、ですが最終的に生きるために~・・・」

こんな感じですね。

 

企業側の求めている答え

正直、企業が求める答えって分からないんですよね。

社会の貢献と答えて、会社の歯車の一つにしたいのか。

それとも、生きるためと答えて、バリバリ働いて貰いたいのか。

それとも「義務ってしってるのかー?」みたいな質問なのか。

だから、全部言う。

相手が求めている答えの上をいけば面接では勝ちです。

もし働くことの意味に困っているなら、ぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ

以上、「働く」とは何か?どういうことか?についてでした。

ちなみに、とんちのようですがこういう考え方もあります。

はたらく = はた(傍)らく(楽)

つまり、傍(そば)にいる人を楽(らく)させる。

それは家族であったり同僚であったり、傍にいる大切な人を少しでも楽させるために「働く」。

とても素敵な考え方ですよねー。

私もこの考え方が1番好きで、今でもそう思いながら働くようにしています。

皆さんもぜひ1度「働く」ことについて真剣に考えてみてください。

あなたにとって働くとはどういうことですか?

 

では、今回はここまで。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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