今日ね、暑かったの!
もう42°はあったんじゃないかな!
でも26°だったかもね!
それでね、気が付いたらアイスクリーム屋さんの前に立ってたんだ!
でね、思ったの。
今日はアイスクリーム食べようって!
でもね、カロリーが高いわけ。
エベレストと比べたらギリくらい。
そうね、ギリかな。
ギリね!
それでもアイスは待ってくれないの。
「いらっしゃいませー!」
定員さんは言うの。
いらっしゃいませー!
って響き。
心地よいの。
まるで、そよ風のような。
草原の中を駆けてる感じ。
自然なの。
まるで大自然なの。
そしてね、言うの。
いらっしゃいましたー!
つってね!
チョコのやつちょこっとー!
つってね!
「ありがとうございました!」
つってね!
そしたらね、聞いてください!
手に持ったアイスが語り掛けてくるの。
「まって」って。
あれー?って
耳おかしいのかなって。
おかしいのはお前の頭だろって。
でね、アイスさんは言うの。
「僕を食べるの><」って。
だから、食べるよ!
っていうと、また語り掛けてくるの。
「まずは、座って食べた方がいいよ!」って。
やさしいの。
すーんごい、やさしいの。
ウォシュレットくらいやさしいの。
フワッとお尻に触れるくらいのやさしさなの。
だから、座っちゃったー!
すーんごい、座った。
そのときの心境を語ると。
さあ、最終コーナーを回った!
このまま独走1着でゴールテープを切るのか!
念願の優勝まであと少し!
さあ!
もう少しだ!
座ったああああ!
ってくらい座ったの。
そんな心境なの。
そして、きたの。
アイスを食べるときがきたの。
英語でいうと、いーと、あいすくりーむ。
ごめんなさいなの。
ちゃんと発音できなかったの。
あいすくうぃーむ。
ちょっと違うかも。
ぁぃすぃくうぃーる!
これだ!
つってね!
そしたら、またアイス君が語り掛けてくるの。
「そろそろ食べないと溶けちゃうよ!」って。
やさしいの。
すーごい、やさしいの。
だから、ひと息に食べちゃった!
ガブッつってね!
ガブガブつってね!
そしたら、またアイス君が語り掛けてくるの。
今度はお腹の中からなの。
「馬鹿め!俺を食うなんてな!」
え?
どういうことなの?
「これで、お前の腹の中から…」
お腹の中から…?
どうなっちゃうの…?
「涼しくなるよう祈ってるぜ!」
やさしいの。
すーごい、やさしいの。
そんな、アイス君と過ごした1日でした!
おしまいっ!