「犬と散歩」
犬にとって散歩はとても大切な行動です。
ストレス発散に繋がったり運動不足解消になるなど、その役割は我々が思っている以上に重要です。
ただ、飼い主の視点でみると、毎日散歩に行くのは大変ですよね。
そこで、犬と散歩の関係を理解することで我々の意識を高め、ワンちゃんとより良い関係を築くよう心がけていきましょう。
犬と散歩の関係性
散歩はストレス発散に繋がる
会社や家の中に籠っていれば、人間はどんどんストレスが溜まっていきます。
それは犬も同じです。
特に犬にはマーキングの習性があるので、排泄などのトイレに関係してきます。
犬は人間社会の中で生きていく上で沢山の我慢を強いられています。
そこで、散歩に連れて行くことにより、解放されストレスを発散することに繋がるのです。
普段、散歩を忘れがちなご主人様は、この機会にぜひ見直してあげてください。
散歩は運動不足解消に繋がる
散歩をするとワンちゃんものびのびと動けるため運動不足解消に繋がります。
犬は本来、狩りなどをして自然の中で自由に動き回りながら生活する生き物です。
毎日、家の中やお庭の中だけで過ごしていると、運動不足になってしまいます。
ですので、出来るだけ広い外の世界で散歩をさせてあげてください。
その場合、無理に走り回る必要はありません。
適切な速度で毎日散歩をしてあげれば、健康的な体を維持することができます。
特に犬は腰が弱い傾向にあります。
日々の散歩を欠かさなければ、歳をとっても元気よく歩くことに繋がります。
散歩することで病気の予防になり長生きに繋がる
散歩をすることで健康的な体を維持し、ヘルニアなど腰の病気を防ぐことに繋がります。
他にも、おトイレを我慢することなく、毎日きちんと済ませれば下痢や膀胱炎などにかかりにくくなります。
便秘なども病気に繋がることがあるので散歩は重要と言えるでしょう。
普段から散歩をすることで体の異変に瞬時に気付くことができます。
少しでも大切なワンちゃんに長生きしてもらうためにも、出来るだけ散歩に行ってあげてくださいね。
犬の散歩をいつ、何回、何時に行うか？
そんな大切な散歩ですが、皆さんはどのような感じでいつも行っていますか？
犬の散歩にはいくつかポイントがあります。
- 基本、散歩は毎日行く
- 1日2回がベスト
- 30分～1時間を目安にする
- 天候によっては無理していく必要はない
- 時間やルートは決める必要はない
基本、散歩は毎日行く
散歩は毎日行くことが基本です。
ですが、１日行かなかったからといって、いきなり犬の体調が崩れたりすることはないのでご安心ください。
基本は１日２回。朝と晩に行くのがベストです。
ワンちゃんが我慢できるトイレの時間は8時間と言われています。
ですが、我々にも生活する時間がありますので、その通り行く必要はないでしょう。
少々時間はズレてもいいので出来るだけ2回散歩に連れていってあげてください。
後、あまり行き過ぎるのも良くありません。
1日で4回とか5回も行ってしまうと、ワンちゃんが疲れ切って体調を崩してしまう恐れがあります。
1日最低1回、出来れば2回を目安にして散歩を行ってください。
時間は小型犬なら30分、大型犬なら1時間くらいを目安にしてください。
この散歩時間もあまり長いと良いことはないので、無理して歩かないようにしてくださいね。
天候によっては無理していく必要はない
犬は雨の日を嫌います。ぬかるみを歩くのも辛いですし、自慢の鼻が利きずらいのも嫌でしょう。
そういった天候が悪い日は無理して行く必要はありません。
雨の日に無理に出かけて、体調が悪くなると大変ですしね。
普段2回行っているなら1回に減らすなど、上手く対応してください。
他にも暑い日も注意が必要です。
犬は人間より地面に近いところを歩いていますので、犬自身が感じている温度は数段違います。
人間が「暑い」と感じた日は、犬にとっては「猛暑」なのです。
このことを頭に入れておき、散歩に行くなら涼しい朝方か、日が沈んだ夕方以降がいいでしょう。
天候とワンちゃんの体調を見ながら散歩に行くようにしましょうね。
時間やルートは決める必要はない
散歩する時間やルートは決める必要はないです。
特に時間帯を決めてしまうと要求吠えに発展してしまう可能性があるので注意してください。
また、ルートに関しても常に飼い主さんが決めるようにしてください。
そうすることにより、上下関係がしっかり固定され犬も安心して散歩を楽しむことができます。
犬にルートを左右されているようではダメですよ。
ワンちゃん自身もご主人様自身も楽しく散歩をするのが大切です。
散歩はご主人様との大切なコミュニケーションの場
散歩は犬にとって、大好きなご主人様との大切なコミュニケーションの場でもあります。
ご主人様との時間が何より大切な犬にとって、散歩は一大イベントなのです。
「散歩に行くよ」と言っただけで、尻尾を左右に大きく振りませんか？
もう、この時間が楽しみで楽しみで仕方ないのです。
ぜひ、この散歩という時間を大切にしてください。
それがワンちゃんとご主人様との大切な「絆」に繋がります。
まとめ
以上、犬と散歩の関係性でした。
ストレス発散や運動不足解消に繋がるので、毎日の散歩を欠かさないようにしましょう。
大切な家族の一員と少しでも長く一緒にいられるように、出来るだけ散歩に連れていってあげてください。
飼い主さん自身の運動不足解消にもなりますしね。
健康が第一！ワンちゃんと一緒に自分自身も健康になりましょう！
管理人：ふっきー
